東京=2023年4月4日：サウジアラビアのコンテンツ制作会社、マンガプロダクションズ（リヤド）は、株式会社TSUBASA（東京・葛飾区）とパートナーシップを締結をすることを発表しました。このパートナーシップは『キャプテン翼』の制作協力および配給をはじめとする様々なプロジェクトが含まれています。調印式には『キャプテン翼』の作者であり、世界的に著名な漫画家、高橋陽一氏が出席しました。

マンガプロダクションズズCEOイサム・ブカーリ氏は「アラブ世界および世界各国で30年間以上多くの世代にインスピレーションを与えてきた『キャプテン翼』に関して、株式会社TSUBASAとパートナーシップを発表することを大変嬉しく思います。日本および世界のコンテンツ制作業界の才能ある方々との共同の賜物であるこのパートナーシップは、マンガプロダクションズのポートフォリオを多彩にするものです。このパートナーシップは、様々な分野のあらゆるプロジェクトにおいて、弊社の掲げるビジョンである〝未来のヒーローをインスパイアする″ことを強化するものです」と述べました。

株式会社TSUBASA代表取締役の岩本義弘氏は「『キャプテン翼』が世界、とりわけサウジアラビア並びに中東・北アフリカ（MENA）地域で、様々な世代に愛され続けていることを嬉しく思います。同地域のコンテンツ制作業界のパイオニアであるマンガプロダクションズと『キャプテン翼』に関するパートナーシップを通じて、様々な新しいことが築かれるのを期待しています」と述べました。

1981年よりで連載が始まった高橋陽一氏によるサッカー漫画『キャプテン翼』は、その後アニメ化されました。1983年から1986年にかけて放送されたアニメシリーズ第1作は、複数の言語の吹き替え版が制作され、1990年に放送が開始した中東地域をはじめとする、世界各国で人気を博しました。これにより、『キャプテン翼』は全世界シリーズ累計発行部数8,000万部を突破し、世界的な漫画の一つとなりました。
そして世界で人気のあるアニメ・漫画『キャプテン翼』をきっかけに、プロのサッカー選手になった人も多数存在します。