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フランス、カンヌ– 2019年5月20日– サウジアラビアのアニメ制作会社マンガプロダクションズは、同社初の長編アニメ映画『ジャーニー(The Journey)』の制作ティーザーを第72回カンヌ国際映画祭2019で発表した。この大作の監督を務めるのは静野孔文(しずの・こうぶん)氏。マンガプロダクションズのCEOブカーリ・イサム氏は同社の制作チームと共に映画祭に出席し、作品の詳細を説明した。
『ジャーニー』は、日本の東映アニメーション株式会社と共同制作であり、2017年11月に両社がアニメコンテンツ共同制作を交わした協定を発展させて今回に至った。
『ジャーニー』の基本構成とコンセプトはマンガプロダクションズが担当し、アラビア半島および中東の古代文明を、魅力的でクオリティが高く商業的にインパクトのある作品として描く。世界中の子供や家族など、あらゆる世代に楽しんでもらうことを目指している。
マンガプロダクションズと東映アニメーションは、ストーリー、キャラクターデザイン、背景などのプリプロダクションと制作を協力し、日本とサウジアラビア両国のアーティストが作業を担当する。
『ジャーニー』の制作はリヤドと東京の両都市で行う。マンガプロダクションズはリヤド(本社)と東京(支社)にオフィスを構え、両都市のチームが東映アニメーション株式会社のチームと共にプロジェクトに従事する。
作品のキャラクターデザインは『逆転裁判:蘇る逆転』を手がけた岩元辰郎(いわもと・たつろう)氏、音楽制作はアニメ『犬夜叉』のテーマソングなどを作曲した和田薫(わだ・かおる)氏が担当する。
作品の完成までおよそ2年3ヶ月を予定しており、制作チームは330名を超える。
マンガプロダクションズCEOブカーリ・イサム氏は「『ジャーニー』はサウジアラビアと日本合作の初めての劇場版アニメ映画であり、とてもユニークなプロジェクトです。弊社はコンテンツ分野で中東地域をリードしてきており、クオリティの高い作品を制作すると同時に、才能と意欲に溢れたアラブ地域の若者の育成にも力を入れています。今後も質の高い作品を世界に発信していきます。」と述べています。
東映アニメーション株式会社の清水慎治常務取締役は「古代アラビアの歴史と文化を題材にしたサウジアラビア初の長編アニメーション映画を共同制作出来ることを大変光栄に思っています。鋭意制作中です。ご期待ください。」と期待を膨らませている。
マンガプロダクションズと東映アニメーションの初めて共同制作は、サウジアラビアの民話に基づく20分間のアニメ作品『きこりと宝物』で、アラビア語と日本語で昨年制作された。この作品の制作チームは、現在も13のエピソードから成るアニメシリーズを制作中である。
◆『ジャーニー』のティーザーは、以下からご覧ください。
https://youtu.be/LvvkjkUepCE
マンガプロダクションズについて
マンガプロダクションズは、サウジアラビア及びアラブ諸国を代表する、アニメ・マンガ・ゲームの制作/製作会社、配給会社です。
2011年にサウジアラビアの首都リヤドで設立され、2018年に東京オフィスが開設されました。
日本の魅力的なコンテンツのライセンシングパートナーでもあり、コンテンツの魅力をアラブ諸国をはじめとして広く世界に伝えるべく、積極的に宣伝活動を行っています。
会社概要 マンガプロダクションズ
代表者:CEOイサム・ブカーリ
問合せ:マンガプロダクションズ 東京オフィス
連絡先:TEL 03-5544-9996 FAX 03-5544-9997
Mail : info.tokyo@manga.com.sa
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